前回は、親を送るにあたり、介護をしない選択をした理由をお話ししました。
今日は親を見守るために、まずやっておきたい、財政状況の把握についてです。
話し合いの次にやったこと – 母の財政状況を知る
元気な時は年金と貯金でやりくりしてるのかな・・と漠然と知っていたのですが、今後の治療や入院、介護費用を考えると、年金の範囲で間に合うのか不安になってきました。
状況を知るために、日曜日の午前中に時間を取ることにしました。
1.銀行預金を知る
銀行に開設している口座数とそれぞれの残高、毎月引き落としになっている金額の把握をします。
長年利用していたみずほ銀行と郵便局に口座がありました。
預金残高はおおよそ想像どおりの額でした。父が亡くなってから貯金を切り崩していった結果、あと数年もつかという金額でした。
2.クレジットカード
クレジットカードは1枚のみで、時々通販に利用しているくらいでした。
もしも多くのカードを持っていたら、1-2枚まで絞りこんでおくことをおすすめします。
亡くなってからの解約はとても面倒です。
私自身も10枚以上のクレジットカードを持っていたので、銀行口座とクレカは絞りこんでおこうと決めました。

3.借金はあるか
幸いなことに借金はなかったのでホッとしました。

高齢者の医療費について
母は当時89歳で後期高齢者医療保険の対象者です。
収入は年金だけなので、低所得者になります。
通常の通院は1割負担で、生活費の範囲内で間に合っていました。
日本の健康保険制度は素晴らしいと思います。
同居の際、親を扶養に入れない判断は正しかった
同居を始めたのは15年前で、当時夫の扶養に入れるのが普通なのかな?と調べました。
親を扶養家族にするメリットは、現役世代の税制優遇と親の保険料負担がなくなることが主なものです。
ですが、入院などの医療費がかかるようになる可能性を考えた時、そのまま別世帯でいこうと決めました。
母も税制上の世帯については気にしていなかったのでよかったです。
これは後に正解となりました。
高額療養費制度を利用、世帯を別にしておいてよかった
母の治療方針は、大腸がんの外科手術→肺がんの放射線治療→抗がん剤治療に決まりました。
現在の日本の標準治療は最高治療と言われています。これ以上ない治療を健康保険の範囲内で受けられます。
標準治療なのですが、ガンの場合、医療費は高額になります。
後期高齢者1割負担でも年金だけでは無理な金額になるところ、ここで高額療養費制度が登場します。
所得に順じて支払いの最高限度額が設定されている健康保険の制度です。
母は住民税非課税者でしたので、上限は35,400円でした。
もしも世帯に私たち現役世代が扶養に入れていた場合、標準報酬月額28万円で80,100円+α、53万円で167,400円+αと、世帯の家計を圧迫する金額になってきます。
ガンは長期の治療になることもあるので、世帯を分けたまま同居していて本当によかったと思いました。
家計的には収まりそうとわかり、気が楽に
母がガンになるということは、治療が始まる、体が弱っていく、看取る日が必ず来る、
心に次々に覆いかぶさってくるくる思いに、経済的な心配が重なると、さらに辛くなります。
不安を払拭するには現実を知ることが大切です。
今いくらあって、いくら使う予定で、やっていけそうか、具体的に数値を洗い出しました。
同時進行で母の年金と私の収入で入居できそうな介護施設のリサーチも始めました。
インターネットで地域や金額で比較できる「みんなの介護」を利用しました。
私が仕事を続ける=収入がある状態なら、余裕があるわけではないものの、なんとかやっていけそうだと思いました。
施設に入居することはありませんでしたが、いざとなったら頼めるように情報を集めておくと安心です。
母は告知から8ヶ月後に他界しました。
葬儀は話し合いで決めていた「シンプルな家族葬」で送りました。
こちらの記事もご覧ください。

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